テンポスホールディングス(東京都大田区)は2026年4月28日、北沢産業(9930)の2026年6月26日開催予定の定時株主総会に向け、取締役1名(森下篤史氏)の選任と、株主優待制度設置のための定款一部変更を株主提案しました。テンポスHDの北沢産業に対する保有議決権比率は2026年3月31日現在で7.80%、保有株式数は1,447,900株です。

提案の狙いは、北沢産業の業績停滞や株価指標の是正を図り、持続的成長と企業価値の最大化につなげることです。テンポスHDは抜本的な経営改革が必要だとし、森下氏の経営実績や新規開業支援のノウハウを北沢産業の基盤と融合させ、売上・利益成長を目指すとしています(専門用語のIRは投資家向け情報発信のことです)。

株主優待については「実利型IR」を掲げ、毎年3月31日現在の株主に対し、北沢産業製品の導入店舗などで利用できる優待券を贈呈する制度を想定しています。テンポス側は同様の制度導入実績として、株主数が約3,500人から16,000人超へ増加し、株価が約26%上昇したとする数値を示しました。テンポスグループの売上高見込みは「今期(28年目)」で570億円としています。

今後は北沢産業の取締役会が提案を審議し、結論を開示する見通しです。北沢産業は受領通知として「慎重に検討・審議のうえ、決定次第速やかにお知らせする」としており、テンポスHDは提案の意義を株主に伝えていく方針です。

【イベント情報】
定時株主総会開催予定日:2026年6月26日

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