岡山大学(岡山市北区)とTIMEWELL(横浜市)は2026年4月29日、日本の安全保障輸出管理に特化したAIエージェント「TRAFEED」ベータ版の提供開始を明らかにしました。岡山大学はデザインパートナーとして開発段階から実務知見を提供します。
安全保障輸出管理は、貨物や技術の国外移転が規制対象に当たるかを確認する制度で、リスト規制(対象品目が定められた規制)とキャッチオール規制(用途や需要者等で判断する規制)が柱です。専門性が高く、判断や記録が属人化しやすい一方、限られた人員で厳格な対応が求められる点が課題とされています。
TRAFEEDは、該当性検討の支援に加え、判断根拠となる資料(エビデンス)の自動提示や、経済産業省の様式に対応した申請書作成を支援します。TIMEWELLによると、2026年1月時点の調査で、大学等向けの運用現場では手続き負担の軽減が論点となっており、1月22日には経済産業省主催の説明会(大阪会場)で事例紹介も行われました。
今後は、判断の説明可能性と再現性を高めつつ、申請書作成を含む関連業務の効率化が焦点になります。国際共同研究や外国籍研究者・留学生の受け入れに伴う事前確認など、大学実務への応用拡大も見込まれます。
【関連リンク】
詳細URL:https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id15175.html
株式会社TIMEWELL:https://timewell.jp
岡山大学研究・イノベーション共創機構:https://www.orsd.okayama-u.ac.jp
岡山大学研究・イノベーション共創機構 安全保障輸出管理:https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/kenkyusha/anzenhoshou
岡山大学 地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS):https://j-peaks.orsd.okayama-u.ac.jp
