岡山大学は2026年2月27日、岩手大学理工学系技術部の技術職員が岡山大学津島キャンパスを訪問し、「中四国・播磨ヘリウムリサイクル事業ネットワーク(中四国・播磨HeReNet)」を北東北地域へ広げる可能性について意見交換会を行ったと発表しました。公開は同年4月29日です。

当日は岡山大学側がHeReNetの運用内容を説明した後、質疑応答と意見交換を実施しました。併せて、液化装置などの関連設備を見学し、ヘリウムの回収・再利用の実務面での課題や協力の形を確認しました。

さらに岡山市北区の岡山理科大学で、ヘリウムガス回収用設備も見学しました。使用済設備から液体ヘリウムを回収する「HeliGet」や、人材育成プログラム「HeliSET」、岩手大学と分子科学研究所が共同開発したスマートスピーカー制御器“WAN-WANシステム”について説明し、運用面の意見交換を行いました。参考情報として、使用済MRIからのヘリウム回収量が500L超の事例も示されています。

ヘリウムは100%海外依存とされ、供給不安は研究活動に直結します。岡山大学は今後、HeReNetとHeliGetを通じた学内外への液体ヘリウム供給拡大や、HeliSETによる人材育成の開発・実装を進め、岩手大学などとの連携可能性について検討を続けるとしています。

【関連リンク】
詳細URL:https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id15168.html
岡山大学公式HP:https://www.okayama-u.ac.jp
岩手大学:https://www.iwate-u.ac.jp
岡山大学研究・イノベーション共創機構:https://www.orsd.okayama-u.ac.jp
岡山大学総合技術部:https://techall.okayama-u.ac.jp

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