United BM Wealth Limitedは2026年4月21日、東京・丸の内の新東京ビルにあるDeloitte日本本社で、Deloitte Malaysia監修の金融研修を実施しました。テーマはマレーシアのシングル・ファミリー・オフィス(SFO)制度で、制度要件や税務、ガバナンスを共有したとしています。掲載情報としての配信日時は2026年4月29日13時00分です。

研修では、制度適用の要件としてAUM(運用資産残高)の最低額が初期10年間はRM3,000万、追加10年間はRM5,000万である点を説明しました。また、サブスタンス要件として常勤従業員(FTE)が最低2名、うち投資専門家が1名以上必要で、オフィス設置や年間支出、国内投資なども論点になると解説しました。

背景として、マレーシアSFO制度は資産の保有と運用を分け、SFO MC(管理会社)とSFOV(投資ビークル)を配置する設計を前提とします。一定条件下のSFOビークルの法人税率が0%となり得る点や、マレーシアとシンガポールの制度比較、ファミリーガバナンス(家族内の意思決定や承継の枠組み)も取り上げたとしています。Deloitteは世界150カ国以上で事業展開しているとしています。

今後は、円安や税制変化を背景に高まる海外資産分散の需要を踏まえ、日本人経営者・富裕層向けに情報発信とサポートを強化する方針です。一方で、制度の適用可否は個別条件で異なるため、最終判断は専門家への確認を前提に個別相談を案内するとしています。

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