全国の男女30人を対象にした調査で、プロ仕様の高機能製品を購入した人の63.3%(19人)が「現在は使用せず保管状態」と回答した。さらに「意地で使い続けているが機能を把握できていない」層も含めると、約7割が十分に活用できていない実態が示された。
活用を妨げる要因は3つに整理され、①重量・サイズなどの物理的負荷、②操作の難しさなどの認知的負荷、③清掃や準備といった維持負荷が挙がった。たとえば音響機材では、用語や設定が複雑で録音までに時間がかかる例が出た。
購入動機として「形から入る」など期待先行になりやすい一方、実際には習熟期間が必要で、生活環境とも噛み合わないケースがある。カメラでは総重量が3kg超となり持ち運びの負担が増え、結果的にスマートフォン撮影の満足度が上回ったという声もあった。
今後は、購入前に学習・維持・身体的負荷を含む運用コストを見える化し、利用者の習熟度や住環境に合う「適正スペック」を選べる情報提供が、購入後の満足度を左右しそうだ。
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