睡眠改善支援を手がけるニューロスペース(東京都千代田区)は4月30日、日本スポーツ振興センター(JSC)のハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)と特許利用許諾契約を結んだ。睡眠改善プログラム「Biz Sleep」を支える特許技術を、HPSCが開発・実装を計画する「アスリート支援システム」に提供する。

HPSCは、国際大会に出場するトップアスリートのコンディショニングを、より多くの選手へ効率的・戦略的に届ける仕組みづくりを進めている。特に海外遠征では時差への不適応、長時間移動による疲労、環境変化が体調不良の要因になるため、対策の体系化が課題だった。

これまでの支援は、各分野の専門家が個別に提案する形が中心で、対応できる人数に限りがあったという。HPSCは支援システムにより、睡眠を含むコンディショニング方法の提案を効率化し、競技パフォーマンスの最適化を狙う。

今後は、同システムの開発・実装を進め、国際競技大会へ向けた支援の幅を広げる見通しだ。睡眠関連の知見と特許技術が、スポーツ医・科学の現場でどこまで標準化されるかが焦点となる。

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