# 6万4800円のヘッドホン、68時間はANCを切ったときの数字
同じ機種でも、ノイズキャンセリングを付けたまま電車に乗る人と、家でLDACに切り替える人では、カタログの「最大時間」が別の行になります。2026年9月29日の発表文と、日本向け製品ページの仕様表を分けて見ます。
税込の金額は発表側、ページは数字だけ
Nothing Technology Japan株式会社は、2026年9月29日10時22分のリリースで、BTSのVをグローバルブランドアンバサダーに迎え、ヘッドホン「Headphone (1) Pro」を同日から売ると書いています。金額は税込64,800円。色はブラックとホワイトです。売り場は nothing.tech と販売パートナーで、パートナーの価格と在庫は各サイトで確認する、とあります。
日本向けの製品ページには、White と Black、表示価格 ¥64,800 があります。このページの価格のそばに「税込」の文字はありません。税込かどうかは、発表の「¥64,800(税込)」と照らします。アンバサダーの就任は、重量や再生時間の行を変えていません。
68時間は音量50%、AAC、気温25℃
発表は、ANCオフのとき最大68時間再生できる、と一文でまとめています。製品ページの注記は、その68時間を次の条件で測った実験室の結果だと書いています。満充電、アクティブノイズキャンセリングはオフ、音量50%、フォーマットはAAC、残りの機能は初期設定、気温25℃。測定はNothingの実験室です。同じ注記は、実際の持ち時間は音量、着信の回数、出力元、周囲の干渉、使う機能、使い方で変わると書いています。
仕様表は、コーデックごとに最大時間を分けています。AACは、ANCオフが最大68時間、ANCオンが最大30時間です。LDACは、ANCオフが最大53時間、ANCオンが最大28時間です。通話は、ANCオフが最大40時間、ANCオンが最大33時間です。68時間以外の行には、音量50%や気温25℃という条件をこの表は付けていません。通勤でANCをオンにしたまま68時間持つ、とは読めません。
急速充電の注記は、電池が空の状態から5分充電し、ANCオフ、音量50%、AAC、その他は初期設定のとき、最大4時間再生できる、としています。必要なアダプターは5V、1A以上です。仕様表の別の行は、ANCオンだと5分充電で最大2時間です。USB-Cで満充電する時間は2時間。バッテリー容量は1060mAhです。
327gと、つながる端末
仕様表の本体重量は327gです。外形は高さ190.2mm、幅174.4mm、奥行78.0mm。付属のハードシェルケースは、高さ228.5mm、幅123.0mm、奥行53.0mm、重量383.5gです。
Bluetoothのバージョンは6.1。2台同時接続の欄はYes。到達距離は10m。対応はAndroid 8.0以上、iOS 13以上です。音楽再生のコーデックはAAC、SBC、LDAC。LC3はブロードキャスト音声のみ、と表にあります。
箱の中身は、本体、ストラップ用ループ付きハードシェルケース、3.5mmオーディオケーブル、USB-Cケーブル、クイックスタートガイドです。
防塵・防滴はIP52です。水に沈める用途とは書いてありません。ノイズキャンセリングの深さは最大46dB、マイクは合計10個です。低減する周波数範囲の欄は2000Hzとだけなので、どの帯域をどれだけ落とすかは、この一行では広げて読みません。
買う前に見る行
- 税込64,800円は2026年9月29日の発表。日本向けページの表示は¥64,800で、税の文字はない。色はブラックとホワイト。パートナー店の値段は各サイト
- 68時間は満充電、ANCオフ、音量50%、AAC、25℃の実験室値。AACでANCオンは表の最大30時間。LDACはオフが53時間、オンが28時間
- 空にしてから5分充電すると、注記の条件で最大4時間。仕様表ではANCオンの5分充電が最大2時間。満充電は2時間
- 本体は327g。手持ちがAndroid 8.0以上か、iOS 13以上か。IP52は防塵・防滴


