葬儀ブランド「おくりびとのお葬式」を展開するディパーチャーズ・ジャパン(東京都中央区)は2026年4月28日、医療・介護現場の看取りの質向上と多職種連携の強化を目的に、専門組織「医療介護連携室」を新設すると発表しました。一都三県と札幌、函館エリアで展開し、看護師・介護職員向けの終末期ケアセミナーと医療介護専用の相談窓口を用意します。
背景には、死亡診断書の発行後、制度上の役割分担により医療・介護スタッフが「手を放さざるを得ない」局面が生まれ、看取り後の対応が曖昧になりやすい課題があります。同社は葬儀社との連携不安や紹介先でのクレームなどが、遺族の心のケアにも影響し得るとして、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)から逝去後処置、葬儀までの支援を途切れさせない体制を目指します。
同社によると、医療・介護従事者向け出張セミナーの累計参加者は1,110名です。グループ運営の養成機関「おくりびとアカデミー」は納棺師育成に200名以上携わり、一般社団法人 終活カウンセラー協会の認定資格は延べ25,000名の受講実績があります。室長には中村正平氏が就き、納棺師や一級葬祭ディレクター、看護師、ケアマネジャーなど社内外の知見を実務支援に生かします。
今後は、医療・介護従事者との連携を深め、看取り前後を一連のストーリーとして支援する枠組みを拡充するとしています。取り組みが現場の負担軽減や家族の孤立防止につながるかが焦点となります。
【イベント情報】
終末期ケアセミナー:新入社員研修や法定研修にも対応した出張セミナー(「亡くなる前/とき/後」の3フェーズ)
申込案内:セミナーの申し込みはこちらから(本文記載、URL不明)
公式HP:https://www.okuribito-osousiki.com
